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カナダBritish Columbia州の高校訪問

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これがわかり人いますか?

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そうです! かぼちゃ畑です。

ハロウイーン用のかぼちゃだらけ

このほど、フレンドシップ留学専門指導センターのスタッフがカナダ高校視察から帰国しました。

その実際に見聞し多施設や現地の生徒達とから得た耳よりの情報、そして国際プログラムの担当者および学区と各高校の責任者の方とのデイスカッションを通して入手した最新の情報をお知らせいたします。


入学許可は学区に権限がある 校舎

各学区教育委員会が検討し発表した入学許可基準に基づき入学が許可されることになります。 審査の後、入学許可が下りれば、今度は高校の選択に移ります。 基本的には、日本人生徒が学業に励む高校を決めることができます。 ただし、この時点で、その日本人生徒を受け入れるかどうかについて、受け入れる高校にも発言権があります。 その高校が定員オーバーだったり、その留学生の英語力やそのほかのアカデミックな成績がその高校の必要基準を満たしていなかったり、その他条件に合わなかった場合は、日本人の生徒は同じ学区内で別の高校を選択しなければなりません。


カナダの公立の高校・・・・一般的な知識

授業ー5

カナダにはトロント、モントリオール、ヴァンクーヴァ―など大都市があります. その中心街いわゆる downtwonの中には高校も含めて学校はほとんどありません。 その市内の高校は、だいたい郊外の緑豊かな丘陵地にあるのがほとんどです。 したがって、どの公立高校も治安が良く安全です。 また、その州によっても違いますが、その高校が立地する州政府から各学区、各学校の運営予算が十分出ておりますので、施設とその管理、そしてコンピューターなど学習に必要な道具や教材がどの高校でも充実しています。 コンピューターのソフトもマックかWindows 7 で、ハードもほとんどがラップトップ型でした。 校舎は真ん中が空間になっていて、cafeteria (食堂)や集会室など共通の使用空間で、その周りを各教室が囲んでいる構造になっています。 だから、休み時間になると一斉に各居室のドアが開き、生徒たちがこの空間に繰り出してきます。 こんな校舎は、日本の都会の高校ではほとんど見られません。 職員室や学校長室や会議室などのある administration buildingの壁には必ず、卒業生の写真が卒業年度毎に飾られており、中には1925年度の卒業生が古ぼけた茶色に変色した写真に納まっているものもあり、歴史を感じさせられました。  また、部活の盛んな高校では、ホッケイ、サッカー、女性ではタッチラビーの優勝カップやフラッグが飾ってあります。

科目は、どの高校も普通科の高校ですから大学進学を目標にする生徒が大半で、数学、理科、社会、国語(国語は英語です)などアカデミックな科目が中心になっています。 しかし、どの高校も、職業技術を身に着ける科目、たとえば Auto Mechanics 自動車の構造や整備, Wooden workshop 木工制作, Home Technology 技術家庭などの教室が贅沢に広く作られてありました。 特に、カナダは森林の国なので、どの学校も木のにおいのする木工制作 Wooden workshopが充実していました。

校庭はどの高校もかなり広いです。 この広さは日本の都会の高校では望めません。 どの高校にも、緑に囲まれた贅沢なグラウンドがあって、特にアメリカンフットボールと野球のグラウンドが目に付きました。 イギリスの影響ですが、各高校には必ず、緑のテニスコートもありました。

British Columbia州Vancouverの北にある中堅都市の高校の校庭は、なんと、鴨が占領しておりました。 もちろん、一時的な占領で、午後、部活が始まると同時に、たちどころに山に向かって飛ベ去っていきました。

授業風景 授業ー1

校舎の作りで多いのが、上述した通り、真ん中がCafeteria  (食堂)や集会場でその周りを各教室が囲むつくりになっています。 ただし、 これも上述したAuto Mechanics 自動車構造整備,  Wooden workshop 木工工作、Home technology 技術家庭 などの、実際的・技術的な科目 の教室は、その音や作業がほかの授業に影響を与えかねないので、ほかの教室からは離れております。

生徒達は、それぞれ授業のある教室へ自分で移動し授業を受けます。 したがって、休み時間に自分のロッカーへ戻り、次の授業の教科書を取り出し、そしてその授業の部屋へ移動することになります。 このように、日本とは違って、各科目の先生の部屋があり、生徒はその科目の先生の部屋へ移動することになります。 日本とは大分違いますね。

授業中は、日本の平均的な高校と比較して、どの教室でもかなり生徒の声が聞こえてきました。 授業の内容でわからないとき、生徒は必ず質問しますし、また、教師が忙しいときは必ずと言っていいほどそのクラスでよくできる生徒に声をかけ、わからないところを教えるように声をかけます。だから、結構話し声がします。 日本の高校の教室での授業ように、水を打ったように静かに進むのとは大分違います。 日本の高校の授業では、特に数学、社会系科目、理系科目の場合、教師が黒板の前でしゃべり、生徒はノート書きに集中するので、あまりうるさくなりません。 この違いです。

バンドや音楽の時間は楽しそうでしたね。 もちろん、生徒が勝手に、先生の許可なく演奏したり歌ったりすることはありません。 ただ、日本の生徒のように楽譜通りに演奏するのをよしとするよりも、その楽譜に基づいて自分を音楽でいかに表現するか、すなわち、皆、自分を表現することに関心があるので、どうしても自分のパフォーマンスをしようとして活発になる、そのことがちょっとうるさく感じられたのかもしれません。

ランチタイム キッチンにて

Lunch Breakのときのお弁当はいろいろです。 その種類が様ざまなだけではなく、だれが作るかでも違いがありました。 ある高校では、在学生の母親が当番で給食を作っていました。 丁度二時半ごろその高校を訪問したのですが、ぞろぞろお母さんたちが高校のキッチンから出てくるのを見かけました。 案内してくれた教頭の Mr. Bentに、「今日は保護者会があったのですか?」と尋ねたところ、「いや違います。食事の後片付けが終了したので、お母さんたちがそれぞれの家庭へ帰るところです」とのことでした。 なんと微笑ましい。

別の高校では、昼食は生徒が主になって栄養や調理の専門家に指導されて作っているところもありました。 デザートも作っており、私たちが訪ねたその日は、1ドルでパンケーキとプリンのデザート。 結構うれるとのこと。

ただし、一般的にはランチは生徒が自分で作って持参するものというのが一般的です。 したがって、ホームステイの家庭で、朝、冷蔵庫を開けて自分でハムや野菜でサンドイッチを作り、また卵焼きもつくる。 それにフルーツを添えてランチボックスに入れて持ってくるというものです。 もちろん、ホストファミリーの許可が必要ですが、これが現地のカナダ人生徒には一般的なので、ダメと言われることはありません。 あなたにできるでしょうか? 試してください。

昼食時間だけ店を開ける高校もありました。 もちろん、生徒が運営しています。 ハンバーガーが2ドル、ハッピードーリーという楕円形のマフィンで、中に肉や野菜が詰まっているもの3ドル、安くはないが、でも街で売っているものよりも安く、半額。


短縮授業授業ー7

各高校では、音楽会、体育祭、演劇祭など行事が一か月に一回はあります。 そのための合同練習が必要です。 この目的で短縮授業をすることになります。 一科目の授業を5分づつ短縮すれば、授業は約40分ぐらい早く終了となります。 早くなった分、練習に遣います。 最近、日本でもこのような短縮授業を行って、練習の時間をねん出している高校が多くなりました。 この短縮授業は、欧米の学校から輸入したものです。


部活動演劇練習

日本の高校と同様に、様ざまな部活動が選べます。 ホッケイ、フィールドホッケイ、テニスなどのカナダ人なら誰でもするスポーツのクラブ。 週末には遠征試合があり、だいたいはスクールバスで移動します。 文科系では、演劇、バンド、クワイアー(キリスト教の学校の讃美歌ではなく、合唱と考えてよい)など。 本当にいろいろあります。友達作りにも、クラブには最低一つは入っておきたいですね。


ヴォランテイア活動

カナダの高校は、アメリカの高校と同じように、その高校のある地域を コミュニテイ community

と言いますが、各高校は生徒たちに積極的にそのコミュニテイとの交流をするよう奨励しています。 したがって、医療、介護、教育、福祉などの分野での交流に参加する生徒がおります。 活動する場所としては、老人ホームやプリスクール(幼稚園と保育園とを合わせたような施設)が一般的です。 学校単位で訪問し交流することもありありますが、個人的に施設を訪問して活動する場合がほとんどのようです。 たいがいの高校で、その活動がヴォランテイ活動の単位として認められます。 ある高校では、一年で30時間以上のヴォランテイア活動を必修単位として科していました。 それでは、必ず老人ホームやプリスクールのような施設でヴォランテイア活動をしなければならないかというと、そうでもありません。 Victoriaにある中堅都市の高校の生徒は、高校の近くにある、アイスホッケーが行われるスケートリンクのメンテナンス、また近くの市民プールの監視人として活動しており、それが認められていました。



高校卒業後

卒業後はどうするのか。 日本ほど大学進学率は高くはありませんが、専門学校や就職する人に比べて圧倒的に大学に行く生徒が多いです。 カナダでは、高校 secondary schoolの2年目から選択科目が俄然増えます。 それは、大学に進む生徒には、目標の大学が必要としている科目の単位を含めたアカダミックな科目をできるだけ多く習得させ、またそのほかの生徒には、もっと実技的な科目 practical classes を多く取れるようにとの配慮からです。 だいたいの生徒は、奨学金の出る州立大学が狙いのようです。 また、カナダの大学をけって、アメリカの大学を受ける生徒もかなりいます。 そうなると、カナダの高校卒業資格だけではなく、アメリカの統一試験SATを受験することが必要となります。 日本の大学受験と同じで、医学部・法学部受験が大変です。 日本の生徒は卒業後どうするのか。大半は日本へ帰国し、そして帰国子女枠での入試を考えています。 国立大学を除けば、早稲田、慶応、ICU,上智が定番で、皆、受験するようです。