留学-体験談ー白井洋子-郷に入らば四に従え

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郷に入らば四に従え。

ホストファミリーと 250x130









オーストラリアに決めた。もう後には引けない。

私はオーストラリアのQueensland州のCP高校に留学しています。

留学先を選ぶとき、どの国にするか迷いました。 学年を落とすことなく、それにESOL English for Speaker of Other Language にも参加できるので、オーストラリアの高校に決めました。二月に出発。Brisbaneの空港に到着し入国の手続きをした後、眠い目をこすりながら外へ出たとき、一斉に蝉しぐれの鳴き声に見舞われました。 近くの木にいた蝉を捕まえてみました。逃げないので、簡単に捕まったのでびっくり。 日本の蝉より小ぶりで羽には透明感がありました。いっぺんに目が覚めました。 そして、車でホストファミリーの自宅まで連れて行ってもらい、ホストファミリーが全員で迎えてくれました。 自分の部屋で一人になったとき、「もう後には引けないんだ」と自分から自分に言い聞かせました。そして、次の日から授業というハードなスケジュールでした。

ホストファミリー―竹内ESL-1250x170


「郷に入らば郷に従え」When in Rome, do as the Romans do

私が考えていたことは、FSIのカウンセラーの方から言われた「郷に入らば郷に従え」When in Rome, do as the Romans do.のこと。これは、私にとって、すべてのことが初めての体験になるので、とにかく現地の生活に慣れて従うことだけをしていればうまくいく、と考えていたわけです。

例えば、

○授業が終了すると、次の授業の教室まで移動すること。(日本では、先生が移動してきてくれる)

○食事のときは、左手にフォーク、右手にナイフを持ち、音を立てないようにする。(日本では、右手にフォークを持ちはしのように使う)

○シャワーは必ず、朝、浴びること (日本では、夜、風呂に入っていた)

○ロッカールームのロッカーの中、皆、かなりいろいろなものが入っていてガチャガチャ(日本では、どのロッカーの中も整理整頓されていた)

とにかく慣れることが第一と心がけていました。

校舎250x170Host family 250x170

やっと帰国できる! そう考えたらどーっと疲れが。

このようにして、無我夢中で毎日を過ごしてきたのですが、さすがに10月頃になって疲れがどーっと出てきました。 ○ゆっくりと風呂に入りたいな! ○お腹いっぱいになるまでマグロの寿司を食べたい! ○英語ではなく日本語で、言いたいことを思いっきり言いたい! など

やっと12月になって、これで日本に帰国できる、と考えたとき、いてもたってもいられなくなりました。 そして12月17日、成田へ向け出発。 疲れもピークに達していたようです。 日本に着いたあとは、2日休んでから、友達と渋谷で会って、時間を忘れていろいろな話をしました。 12月23日、中学時代からの友人の「イララ」がひょっこり尋ねてきました。 ひとしきり話をして、紅茶を飲み始めたとき、イララは「洋子は英語がうまくなったね。 でもあまりしゃべらなくなった」と言いました。 イララは、インドネシア人の父と日本人の母の家庭の生徒で、私と同級生です。 それで、私は、あの「郷に入らば郷に従え」に従ってやってきたが、大分疲れてしまったことを述べました。 そしたら、イララは、

「留学って大変ね。 でも、このようにしてみたら。」


イララから学んだこと ― 郷に入らば四に従え!

イララの提案とは「郷に入らば四に従え」ということでした。 これはどういう意味か? 詳しく尋ねたところ次のようなことでした。 「郷」(五)全部に従うのではなく、自分がこれは絶対に譲れないことを決めて、それ以外には従う、これを「四に従う」ということだということ。 イララは付け加えて私に言いました。 私たちは、イスラム教なので、豚肉を食べない、一日に5回お祈りをする、右手で (左手ではなく) 食事をする、これらは絶対に譲れないこと、でも、そのほかのことは日本の習慣に従っている、ということだったのです。

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これで私は楽になった!

わたしはこの「郷に入らば四に従え」を行ってみることにしました。 1月終わりにオーストラリアに戻ったとき、ホストマザーの Mrs. Gallandに頼んでみました。

「自分は、疲れがとれるので、夜、シャワーを浴びたい(風呂に入りたい)、これが日本での習慣になっている」 Mrs. Gallandは理解してくれ、OKとなりました。 又、学校でも、カウンセラーの 国際学級のMrs. Gillespieに訴えました。 彼女からは、英語がまだ完ぺきにできていないので部活は控えるように、と言われていたのです。 それを、彼女の部屋に行き、「私の好きなテニスをすることがストレス解消にもなって勉強もできるようになります」と言ったところ、

「You’re right.  OK.」ということになりました。


私はこれですべてうまく行くとは思っていませんでしたが、いろいろなことに積極的に挑戦できるようになったし、又、自信が湧いてきたように感じています。 このまま Year 12 に進めたら、大学はSydney かMelbourneにある大学に行きたいと思っています。


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ESL-3

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