留学―体験談―山本健介ー卒業ということ

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卒業ということ


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「卒業」というものははるか遠いところにあると僕は思っていました。

僕は高校に二年を中退し、カナダの高校へ留学することにしました。こう書くと、すすんでカナダ留学を選んだと思われそうですが、そうではなく、勉強でも生活でも僕はかなりの劣等生だったので、なんとかそれをばん回したいと思ったのが留学のきっかけでした。


私の留学は英語の学習から始まった。聴講生から英語学校へ。

4月から6月まで、British Columbia州の私立高校にAuditor 聴講生として入学させてもらい、英語に慣れることから始めるようにと言われていました。 ESLの英語はなんとか授業に付いていけたのですが, Pre-calculus 11, Social Studies 11, Information Technology 11は全く付いて行けませんでした。 だから、聴講生ですが、ESL以外の学科のほとんどの教科がI (Incomplete 評価外)の評価でした。7月・8月は9月から登録する公立高校の学区からのすすめで Vancouver にある英語学校で学びました。 会話や文法のクラスは簡単すぎてレベルを上げたいと思ったのですが、基本的な英語力を身に付けるため文句を言わずに、初歩的な会話術から基本的な文法事項などに取り組みました。 この英語学校で2か月間学んで良かったことは、14歳から26歳まで、様々な生徒や学生に会えたことです。 特に、Saudi Arabia や Malaysiaから来ていた生徒と仲良くなり、お互いの住まい (もちろん、host familyの家) を尋ねるほどになったことです。 私にとってかけがえのない経験でした。


そして9月、私の挑戦 - 2年で卒業が条件


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みんなで熱心指導 250x170

僕には日にちがありませんでした。 カナダの公立高校は19歳以上の高校生が登録することができません。私は2年で高校を卒業しなければなりませんでした。2015年―16年度が始まり、僕は何とかGrade 12に登録されました。 履修科目の中で、Graduation Transition という科目が必修としてあり、ヴォランテイアワークや街にある会社や店へ行き仕事を手伝うことが20時間あって、その帰りに同級生とスタバに入り話をしました。その時、友人のPatrickがcommencementという言葉を口にしました。 「それ何?」と訊き返したところ、「卒業」の言う意味だと言いました。早速、ゴーゴル辞書で調べたところ、最初に「始まり」の意味がありましたが、下へ降ろしていくと、又、「卒業」の意味でもあることがわかりました。 通常、卒業というと「graduation」で表現されます。 それが「commencement」という「始まり」の意味の言葉でも表されることは私にとって大発見でした。 Patrickのところはクリスチャンの家庭で、卒業というとこのcommencementを使っていたのです。 卒業するということは次のステップ (大学や就職)の「始まり」であるわけです。僕は感心しました。


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僕のcommencementは・・・

それからこのcommencementという言葉が頭から離れませんでした。 そして、私のcommencementはこの6月で、何とか頑張ってカナダの高校を卒業(始まる)ことができるというところまで来ました。 9月から、私の生活は、アメリカ合衆国、Rhode Island州のJohnson and Wales Universityから始まります。そこで、Hotel Management and Hospitalityを学びます。高校生になったころは少しも考えなかったのですが、今、私の家の仕事の関係でこの大学を選び、何とか入学許可証をもらったのです。 調べたところ、この大学が所有する博物館に、1700年代からの部屋の調度品や調理器具や厨房が展示されていていることがわかり、今から楽しみにしています。



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