進学最新情報―センター試験廃止

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21世紀型、問題解決能力養成


2020年、日本の教育が大きく変わる。なぜなら、「センター試験」が廃止され、それに伴って「大学入試」のシステムが大きく変わるからだ。この新しい「大学入試」のシステムが施行されれば、それに伴って、小学、中学、高校の教育システムも変わる。 教育カリキュラムの中での「知識貯蔵」、「知識偏重」を改め、「自分で「」問題を見つけ」だし、その解決に向け「自主的に」取り組むこと。「自分自身の課題」を設定し、そしてその課題の解決に向けて努力し、自分の意見をまとめ、「プリゼンテーション」(発表)する。それには、問題解決能力だけではなく、外へ発信する力、すなわち、「コミュニケーション能力」が必要となる。 このような目標に向けたカリキュラムが、今後、小学校、中学校、高等学校で行われていく。この「コミュニケーション能力」として大切になってくるのが英語で、小学校3・4年で授業が義務化され、5・6年で成績が付く。つまり、「英語」が科目として正式科目となるのだ。


今までは、どの大学も「知識偏重」の入試を行ってきた。それを、21世紀型の「『問題解決能力』を身に付けた大学生を選択する」に変更するわけだ。

東京大学はその前段階として、2016年度入試から「推薦入試」を一部採用する。これは、「知識偏重」の傾向の学生だけではなく、多種多様な能力を持って大学生の獲得に乗り題したことを意味しており、なかでも、「問題解決能力」のある学生だけではなく、将来、世界で活躍できる「グローバル型」の学生を獲得したい意向なのだ。東京大学の各学部が発表した好ましい能力をまとめてみた。

下記のような力を持った学生を要求している。

○自分の体験や意見をしっかりと発表できるプリゼンテーション能力

○相手の意見を聴き、相手の主張がわかるリーゾニング能力

○その主張に対し自分の意見を言ってデイスカッションする能力


このような能力がある学生こそが、従来の「大人数」教室、「板書書き」の写し、「レポート提出」で終了する大学の講義・成績評価を越えて、新しい「21世紀型、問題解決能力」の養成された大学生になることが出来ると思える。

もちろん、このような方針転換に問題がない訳でもない。一番問題なのは、教育改革を受ける「児童」「生徒」「学生」が、この方針転換をどこまで自分自身の問題としてとらえているかということだ。自分自身の問題としてとらえるとは、まさに意識改革である。この意識改革が無ければ教育改革は成功しない。

教育の主役は「学校」でも「先生」でもない。 やはり、「児童」「生徒」「学生」であるのだから。